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ANITYロゴ/希望の星が輝く

2000年4月 アミティ日本招へい企画/最終報告

− 目 次 −
・代表よりご挨拶 ・全国での催しご紹介 ・会計報告
・各地の実行委員会からの声 ・お便りのご紹介 ・宇都宮での講演記録

◆全国での催しご紹介

 全国8箇所での超ハードな日程を、全て精力的にこなしたナヤ・アービターさん(アミティ創設者のひとり)と、ベティ・スレイズマンさん(アリゾナ州のアミティ・プログラム・ディレクター)。 彼女たちの日本での活躍を時系列でお伝えいたします。

4月1日(土)
●講演会【東京】 会場:講堂クレオ(弁護士会館)
主催:日本弁護士連合会・東京弁護士会・第一東京弁護士会・第二東京弁護士会
参加者数:約450名
前夜、目の下にクマを作って成田に到着したナヤさんとベティーさんだったが、当日は晴れやかな顔をして会場に。パワーポイント(スライドをPCで映し出すプログラム)対策で、数日間四苦八苦した甲斐あって無事作動。質疑応答では、質問が殺到。犯罪被害者遺族の方が発言し、深い感動を呼んだ。

●歓迎パーティー【東京】 会場:サントリー赤坂店
主催:アミティ招へい全国実行委員会 参加者数:50名
死刑囚の家族、被害者遺族、非行少年の親など、立場の異なる人々が次々と発言し、皆彼らの言葉をかみしめていた。

4月2日(日)
●パネルディスカッション&講演会【岐阜】 会場:長良川国際会議場
主催:東海女子大学心理教育相談室 後援:岐阜県臨床心理士会 参加者数:約180名
後半部分では、日本の矯正現場からの報告と米国のアミティの報告が絡み合い、興味深い内容となった。特に、日本の女性刑務所で行われた調査の結果(女性受刑者を対象にした性虐待体験)がアメリカでの結果とあまりにも似ていることに、ナヤさんもベティーさんも驚いていた。現場からの声を一般社会にももっと届ける必要があることを実感。

4月3日(月)
●講演会【京都】 会場:龍谷大学深草学舎
主催:アミティ研究会・京都 参加数:約120名
質疑応答が活発で、かなり時間を延長した。かつてあるカルトに属していたという女性は、自らの辛い体験を語り、また、被害と加害の両方の体験を持つ男性が、講演者に質問を投げかける、という場面もあった。会場そのものが、異なる人々を「受け入れる」という姿勢を持っていたように感じられ、感動的だった。

●スタッフセミナー【京都】 会場:同上 主催:同上 参加者数:約40名
引き続き司法関係者(研究者や実務家)、学生、各種NGO、矯正関係者、教育関係者、犯罪の加害・被害体験を持つ人々が参加し、さらに話が深まった。懇親会では、手品ショーなど楽しいアトラクションも。

鳥居が続く道を歩くNayaとBette/京都4月4日(火)
●浪速少年院訪問【大阪】
●講演会【大阪】 会場:大阪弁護士会館
主催:大阪弁護士会 参加者数:約140名
主催者側が、「何故こんなに多様な人々が集まったのか理解できない」という程、多種多様な背景を持つ人々が参加し、盛況だった。アルコール依存症の人が、かつて暴力を振るっていた頃のことを語ったり、フリースクール関係者の人が涙ながらに現在の状況を語ったりと、エモーショナルな質疑応答となった。「公で自分の辛い体験を話すことは大変なこと。皆とっても勇気がある」とナヤさんとベティーさんも、驚いていた。

4月5日(水)
●京都市内観光 西本願寺表敬訪問 東福寺光明院 金閣寺
つかのまの観光。この日は雨…。京都には雨もよし。

本願寺にて。 熱心に僧に質問する二人。

4月6日(木)
●講演会【札幌】 会場:札幌市教育文化会館
主催:北海道子ども虐待防止協会 アムネスティー札幌グループ 参加者数:約120名
京都で桜を楽しんだ後に、雪。このコントラストに2人とも大喜び。質疑応答では、地元の高校教師が重い発言。実は他人には言えないような辛い体験をしている子ども達が学校には大勢いる。アミティを紹介したNHKの番組を生徒達に見せているが、皆すごい関心を持っており、自分たちも何か聴いて欲しいことがあるようだ。アメリカのことを他人事に思えない現状がある、と。

4月7日(金)
●講演会【仙台】 会場:仙台市シルバーセンター交流ホール
主催:「少年非行」を考えるみやぎ市民フォーラム 参加者数:約300名
会場は満杯で、熱気がムンムン。死刑についてアミティはどういう見解を持っているのか。日本には犯罪被害者へのケアがほとんど存在しないが、加害者の更生を考えるよりも、被害者へのケアを先に考える必要があると思わないか。などなど、シビアな質問が飛び交った。ちなみに、前者への答えは「死刑ではなく更生を考える制度を」で、後者へは、「もちろん被害者へのケアは必要。同時に加害者の更生も行う必要がある」。

4月8日(土)
●ワークショップ【仙台】 会場:同上 主催:同上 参加者数:50名
まるでマジックのようだった。時間など忘れてしまった、という人が多かったように、密度の濃い5時間。大きな輪になって2人の話を聴いたり、5〜6人のグループになって語ったり聴いたり、音楽に合わせて歩いたり(踊ったり?)、お互いに良いところをみつけてほめたり、セレモニーをしたり・・・アミティのサンプルをほんの少し味見した、という感じ。「いじめ」の話に皆ビビッときたようだった。

4月9日(日)
●野宿者及びその支援者との交流【東京・新宿】

宇都宮見物4月10日(月)
●講演会【宇都宮】 会場:宇都宮文化会館
主催:栃木アミティ実行委員会 参加者数:約80名
ビデオ機材がない!?と知ったのが、開始5分前。入念な打ちあわせをした後だっただけにショックは大きかったが、2人は早々と立ち直り、その日アメリカから送られてきたばかりのパワーポイントのソフトを使って進めていった。焦点を女性と子どもに絞り、ベティーさんは自らの子ども時代について詳しく語った。結果的には、どこよりも深い話の内容になったのではないかと思う。児童施設の関係者や薬物依存症の団体DARCのメンバーなどから、質問や意見なども活発に出た。

4月11日(火)
●講演会【浦和】 会場:埼玉共済会館
主催:埼玉アミティ実行委員会 参加者数:約100名
開始直前まで、一桁しか来ないんじゃないかと周囲は心配していたが、ナヤさんは「300人用の会場で4人しか現れなかったこともある。一人でも来てくれれば私はしっかり話すわ」と堂々。しかし、そんな心配をよそに、会場はぎっしり。質疑応答では、時間を大幅に延長しても終わらないほど質問がでた。やはり矯正関係や児童施設関係からの参加が多かったように思う。他の会場に足を運んでくれたリピーターの姿もチラホラ。「○○に来てくれたあの人たち、また来てくれたのよ」と大喜びの2人。実に会った人のことをよく覚えている!

4月12日(水)
●自立援助ホーム・憩いの家訪問【東京・三宿】

4月13日(木)
●講演会【東京・国会内】 会場:衆議院第二議員会館
主催:チャイルドライン推進議員連盟 参加者数:約40名
一時間でビデオもスピーチも(通訳も!)という制約のなかで、実にコンパクトにまとめあげた2人。このために、打ちあわせに打ちあわせを重ねてきただけのことはある。しかし、同時間に会議が重なったようで、参加議員の数は芳しくなかった。それでも「こういう場は一人でも顔を出してくれたらそれでいいのよ。だいいちアメリカの議会では、5分とか15分ぐらいしかスピーチには与えられないんだから」と超楽観的。議員ではないが、アリス・ミラーの読書会を開いているという人、ドメスティック・バイオレンスの加害者のためのケアを行っている人などから、内容に食い込んだ質問が出る。
 ベティさんの経験談にはうなずいて聞く人が多かった。

●東京ダルク訪問【日暮里】

●観光【浅草】
すべてのスケジュールを終え、やっと東京観光。でも浅草だけ。

 以上の日程を終えた翌日の4月14日、成田を後に米国へ帰国された二人ですが、一日休んだだけで、また超ハードなスケジュールが米国でも待っているとのことでした。どうぞお身体に気を付けて。
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