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“片山徒有さんのお話を聴き、対話をする会”ご報告

片山徒有さん 10月19日木曜日、早稲田奉仕園にて“片山徒有さんのお話を聴き、対話をする会”を催しました。
 参加者は約60人。大学生の方の参加も多く、質疑応答のときには熱心に質問される姿が印象的でした。
 当日の資料からのお話の項目立ては以下のとおりです。

A.犯罪被害者になって初めて見えたこと
B.行政と司法制度、特に検察庁、検察審査会について
C.犯罪被害者について
D.加害者の更生について
E.これからの社会について
  あひる一会(あひるのいちえ=注:片山さんの主宰する勉強会)のご紹介など

 刑事裁判において被害者遺族がいかに「立場」のない存在か、など、今回の片山さんのお話で初めて知る方も多かったようです。
 当日のアンケートにお答えくださった中から、以下に一部ご紹介させていただきます。文章はこちらでまとめさせていただきました。

参加者の発言に耳を傾ける片山徒有さん
「お話の中で印象に残ったところ」

★ 片山さんが警察や司法への働きかけによって被害者の立場の確立を実現していっていること。
★ 次の犯罪・被害者を生み出さないためにはどうすべきかとの思考をお持ちである点。
★ 民間の犯罪被害者支援組織をつくりたいというお話。裁判の傍聴を通じて、裁判とは事実を明らかにし妥当な判決を下す場であり、被害者や加害者を救うためのものではないのだということを実感。よって被害者を救うもっと別のなにかが必要であると強く強く感じていたところだったので。
★ 犯罪者・加害者を特別のものと切り離すのではなく、社会の中でそれらの人々をフォローする必要があるという点。自分自身、自分の中の加害者性について考えたことがある。

「その他」
★ 加害者の更生は刑務所の中だけで行われるものではないと思う。社会に受け皿がないも問題。
★ いま、少年の更生について盛んに議論されているが、成人の更生についても考える必要がある。
★ 被害者の方の感情は人それぞれでもあるし、お一人をとっても、感情の流れはあると思う。犯罪加害者の真実の更生を望まれる点に共感。
★ 被害者の保護・支援と加害者の再犯防止・更生は切り離せないものだと最近考えるようになった。被害者支援のより一層の充実と共に、加害者の更生について今後勉強し、活動していきたい。

©アミティを学ぶ会 2000〜2002.